■このページでは以下の内容について解説しています。
〇 世代別!トイレのよくあるお悩みと解決策
〇 トイレリフォームのよくある4つの失敗例
〇 トイレリフォームを成功させる9つのポイント
おすすめのメーカーと製品、トイレリフォームの費用、工事期間などを解説しました。
世代別!トイレのよくあるお悩みと解決策
20~40代⇒子育て世代のトイレのお悩み
Q. よくあるお悩み
- 掃除がしやすいトイレにしたい
- 臭いが取れないのを何とかしたい
- 水道料金が高い…節水タイプにしたい
- 温水洗浄便座が壊れて仕様できなくなったので修理、交換したい
- 子どもが手洗いで周りを水びたしにしてしまう
A. 考えられる解決策
- 予算に合わせて、お悩みに合わせた機能をもつ最新トイレを設置する
- 床材や壁材を消臭をガードする素材に変更する
- 独立した手洗いを付ける
50代以上⇒悠々世代のトイレのお悩み
Q. よくあるお悩み
- 腰が痛いので自動開閉タイプのトイレにしたい
- トイレスペースを広くしたいのでタンクレスに取り替えたい
- 和式のトイレを洋式に取り替えたい
- バリアフリーでトイレのドアを引き戸に取り替えたい
A. 考えられる解決策
- 予算に合わせて、お悩みに合わせた機能をもつ最新トイレを設置する
- ドアから体重移動の少ない引き戸、折れ戸にする
- 自動開閉、自動洗浄、手洗いも手首に負担の無い自動水栓へ
- 床をバリアフリーにする
トイレリフォーム 知っておきたいポイント
□ トイレの場所は、寝室の近くに配置したり、来客時に出られなくならないように玄関から移動できる場所に配置するのがおすすめです。
□ 居室にトイレを設置しなければならない場合は防音ドアの取り付けでプライバシーを守ることができます。
□ お掃除を楽にするポイントとして、トイレスペースを広くとることがあります。タンクレストイレを使用して、掃除しやすい空間をつくりましょう。
□ トイレの臭いや汚れ対策として、使用時以外は蓋をきちんと閉めておくことが大切です。腰をかがめて開け閉めする負担を減らすのにも、自動開閉タイプはとても有効です。
□ おしゃれで使いやすいトイレ空間を実現するために、オリジナルの造作カウンター・収納棚・手洗いがおすすめです。依頼するリフォーム業者に可能かどうか確認してみましょう。
トイレリフォームのよくある4つの失敗例
失敗例① 汚れやシミのつきやすい床材
「折角トイレをリフォームするのだからと思って、床面に清潔感のある天然の無垢材を使ったら、汚れやシミがつきやすくなった」という失敗例は少なくありません。
実は、フローリングなどに仕様される木材は、トイレ用の強力な洗剤やアンモニアなどが付着すると変色したり腐食してしまう性質があります。
きちんとトイレマットを使ったり普段からこまめに掃除をしていても、汚れてしまう可能性が高いのです。
床材選びから考える必要がありますね。
失敗例② 大型便座でスペースが減少
トイレリフォームでは、大型の便器へ交換する人も少なくありません。
しかし、トイレのスペースが限られているのに大型便器を設置してしまうと、便器と壁の間が狭くなったり・扉から便器までの距離が短くなってしまったり、身動きがとりづらい状況が生まれてしまいます。
十分なスペースがないと掃除もしづらくなるので、床面の汚れを放置してしまうリスクも増えてしまうのです。
失敗例③ 外からの視線が気になる窓
「狭い個室を少しでも開放的にしようと大きい窓を取り付けたけれど、外からの視線が気になってストレスに…」というお悩みもあります。
トイレのような広くはない空間に、大きい窓を設置する必要はありません。
また、すりガラスや曇りガラスを使うなど、外から中を見えないようにする工夫も大切です。
失敗例④ 万が一の際に扉が開けられない
トイレの扉を内開きにするか・外開きにするかも重要なポイントです。
内開きのトイレの場合、もしも中で人が倒れていた時、扉を押し開くことができずに救助が遅れてしまうリスクが高まります。
そのため、家庭では外開きや、引き戸・折れ戸にするといった工夫が必要です。
ただ、外開きにした場合でも、廊下に何か物を置いていたりすると引っ掛かってトイレから出られなくなる恐れがあります。トイレ周りの廊下には何も置かないように心掛けましょう。
※キッチン・トイレ・洗面所リフォームのよくある失敗はこちらでも紹介しています。
トイレリフォームを成功させる9つのポイント
Point.1 トイレの室内スペースを確保する
トイレの室内は日常的な使いやすさに配慮するだけでなく、万が一の際に対処しやすいように、十分なスペースを確保しておくことが大切です。
そのため、設置する便器の大きさだけでなく、手洗い器や手すりの位置なども室内スペースを考慮して考えるようにすることをオススメしています。
室内スペースに余裕がないと、掃除をするのも大変になってしまいます。
将来を見据えたリフォームであれば、入り口幅を広めにとって、介助者が必要な場合でもスムーズにサポートできるようにしておきましょう。
Point.2 足腰への負担の少ない便器を選ぶ
便器には複数のタイプがありますが、スペースの確保・見た目のデザイン性・足腰への負担軽減などを考えると、タンクが一体となったタンク無しタイプの便器がおすすめです。
タンク無し便器はスペースの狭いトイレでも設置しやすいというメリットもあります。
もちろん、便座を選ぶ際には立ったり座ったりしやすいことが欠かせません。和式便座を使っている場合は洋式便座へ取替えるようにしましょう。
Point.3 扉の開き方も吟味
トイレの扉の開き方も重要なポイントです。
内開きのトイレの場合、もしも中で人が倒れていた時、扉を押し開くことができずに救助が遅れてしまうリスクが高まります。
そのため、外開きや引き戸・折れ戸の扉をオススメしています。
ただ、外開きにした場合でも、廊下に何か物を置いていたりすると引っ掛かってトイレから出られなくなる恐れがあります。トイレ周りの廊下には何も置かないように心掛けましょう。
Point.4 転倒防止への配慮を忘れずに
出入口の段差を解消してフラットに、床材は滑りにくい物を使用する、など転倒防止策はとても重要です。
床材に関しては、転倒のリスクだけでなく手入れのしやすさや汚れにくさにも関係してきます。十分に考慮して決定してください。
家族の身長や扉までの距離を考えて、使いやすい位置に手すりを設置することも大切です。
Point.5 足元まで明るい照明を
夜中にトイレに行く際など、廊下と合わせてトイレの照明器具も大切です。
足元までしっかり照らしてくれる明るさの照明を選びましょう。
Point.6 独立した手洗い器の設置
タンク付きの便器であっても、独立した手洗い器を壁に設置するのがおすすめです。
ご家族の身長に合わせて体に負担の無い高さを選べるほか、鏡や照明器具も設置することで使いやすさが格段に上がります。
Point.7 寝室とトイレの動線計画は確実に
年齢を重ねてくると、夜間や睡眠中にトイレへ行きたくなることも増えてきます。
足腰や視覚に不安のある状態での長距離の移動は、毎日のこととなるとかなりの負担になります。
トイレリフォームの際には、寝室とトイレの距離を充分に配慮しましょう。
Point.8 ヒートショック防止対策を
洗面所やお風呂場と同じように、トイレにもヒートショック対策は欠かせません。
温水洗浄便座や人感センサー付きのヒーターを導入するなど、冬場のヒートショック対策を行いましょう。
Point.9 緊急呼び出しボタンを備える
緊急時に備えて、トイレ室内に緊急用の呼び出しボタンを備えておくと安心です。
緊急呼び出しボタンを押した場合に、家のどこにいてもコールサインを聞こえるようにしておきましょう。
失敗しないトイレリフォームを!
トイレリフォームのよくある失敗例や成功のポイントをご紹介しました。
現在のことだけでなく、将来性を見据えて検討することが大切ですね。
次の記事では、「オススメのメーカーと製品」「富山県でトイレリフォームをする場合の費用と施工期間」「実際のリフォーム施工例」をご紹介する予定です。
フォームプロとして、高い提案力や技術力を備えているのは当たり前。
施工前から施工後のアフターサービスまで、一貫してお客さまと向き合い、“ご満足いただける品質=クオリティ”を共に創り上げていきます。
カタチに残らない部分にこそ、品質の違いが現れる・・・それが、私たちが考える“リフォームクオリティ”です。
ぜひ一度、ユニテへご相談ください。