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2020.07.31
リフォーム豆知識
リフォームのよくある失敗25選 -キッチン・トイレ・洗面所-

■この記事では以下の内容について解説しています■

〇キッチンの失敗例&失敗しないためのポイント

 ・失敗例①『シンクの広さと調理台の広さのバランスが悪い…』

 ・失敗例②『キッチンの床が滑る、汚れやすい…』

 ・失敗例③『冷蔵庫が使いづらくなった…』

 ・失敗例④『ゴミ箱の設置スペースがない!』

 ・失敗例⑤『"キッチンの中"の導線を考えていなかった』

〇トイレの失敗例&失敗しないためのポイント

 ・失敗例①『設置してみたら便座が思ったより大きい…』

 ・失敗例②『扉の開く向きを考えていなかった…』

〇洗面所の失敗例&失敗しないためのポイント

 ・失敗例①『洗面台の高さが合わなくて、体に負担がかかる…』

 ・失敗例②『洗面台の幅が広くて作業がし辛い』

〇おまけ リフォーム業者選びの失敗例&失敗しないためのポイント

〇失敗から学んで、後悔しないリフォームを!

( 「リビング・寝室・玄関 編」はこちら )

( 「正しいリフォーム会社の選び方」はこちら )

キッチンの失敗例&失敗しないためのポイント

失敗例①『シンクの広さと調理台の広さのバランスが悪い…』

キッチンを選ぶ際には、バランスを重視したデザインにすることがとても大切です。

「洗い物がしやすいから」とシンクの大きいキッチンに惹かれる方が多いのですが、シンクが大きすぎて調理スペースの確保ができなくなれば、使い勝手は一気に悪くなりますよね。

キッチンスペースにも限りがあるので、調理・洗い物・盛り付けなどキッチンの作業効率をトータルで考えたキッチン選びをしましょう。

【 Point! 】調理・洗い物・盛り付けなど、トータルの使いやすさを考えましょう!

 

失敗②『キッチンの床が滑る、汚れやすい…』

キッチンは床材選びも工夫する必要があります。

キッチンの床はほかの部屋とは違い、調理中の油はねや水で汚れやすい場所です。汚れが染みついてしまったり、滑って転倒してしまう恐れもあります。そのため、水や油が飛んでもふき取りやすく、滑りにくい素材選びがポイントです。

例えばタイルの床材などは、高級感はでますがどうしても滑りやすくなります。水や汚れに強いという点では、クッションフロアなどがおすすめです。

木材を使用したい場合には、ワックスを施す等の工夫次第で汚れが染みつきにくくなるので相談してみると良いでしょう。

【 Point! 】汚れに強く、滑りにくい素材を選びましょう!

 

失敗③『冷蔵庫が使いづらくなった…』

キッチン周りの作業導線に大きく係わるのが冷蔵庫の配置です。

調理の際には冷蔵庫とキッチン作業台との行き来が多くなります。冷蔵庫の開閉がしにくいなどの問題は避けておきたいですよね。キッチンスペースのレイアウトは事前にしっかりと確認しておくことがおすすめです。

また、冷蔵庫も合わせて購入することを考えている場合には、両開き・左右どちらかに開くものなど、タイプ別で使いやすい配置が変わることも考慮しておきましょう。

【 Point! 】冷蔵庫と作業台の導線、扉の開き方向など事前に確認を!

 

失敗④『ゴミ箱の設置スペースがない!』

意外と忘れがちなのが、ゴミ箱の設置スペースです。

キッチンリフォーム時に合わせて収納を設置する方も多いかもしれません。収納棚には、棚の下にゴミ箱を置けるデザインのものなどもありますので、リビングからゴミ箱が見えないようにしたい場合は、収納棚選びの際にも頭に入れておくことがポイントです。

また、設置スペースのサイズとても重要です。スペースに対してゴミ箱が大きすぎると、キッチンでの移動や作業に差し支える場合があります。作業導線を考慮した場所に、必要なサイズのものを設置しましょう。

【 Point! 】収納といっしょに、ゴミ箱の設置スペースも考えましょう!

 

失敗⑤『"キッチンの中"の導線を考えていなかった』

「リビングとやりとりがしやすいキッチンにしたい」「明るくて開放的なキッチンにしたい」と考える方は多いです。しかし、実は一番重要な導線確保を忘れてしまいがちです。

「冷蔵庫の設置場所をキッチンの奥にしてしまったので、飲み物を取りに行くのにわざわざキッチンを通って行かなければならなくなった。」「今までより大きな冷蔵庫を設置したら通路が通りにくくなった。」「アイランドキッチンにしたら隠しておきたいものも全部見えてしまうので置く場所に困った。」「思ったよりも狭くて使いづらい。」…などなどリフォームしたら気が付いたという声も少なくありません。

冷蔵庫の大きさを変えた場合のことまでは気が回らないかもしれませんが、せっかくリフォームするのなら先のことまでしっかり考えておく必要があります。とはいえ、初めてのリフォームでそこまで考えることは難しいので、経験値の高いリフォーム業者と相談するとよいでしょう。

【 Point! 】ほかの部屋⇔キッチンの導線も大切ですが、キッチン内の導線もしっかり相談しましょう!

 

トイレの失敗例&失敗しないためのポイント

失敗①『設置してみたら便座が思ったより大きい…』

トイレの便器は各メーカーから様々なデザインのものが販売されています。トイレタンクがあるタイプ・ないタイプや、サイズなども幅広く展開されていることが特徴です。

実際にショールームに足を運んで選んだ場合でも、トイレの広さをきちんと把握していないとリフォーム後に便座が予想以上に大きく感じることがあります。

トイレは閉鎖的な空間です。トイレを利用する際に、便座の前方やサイドに十分なスペースができるように考慮して選ぶことが重要です。

【 Point! 】リフォーム前のトイレのスペースを参考に、広さを考慮しましょう!

 

失敗②『扉の開く向きを考えていなかった…』

トイレリフォームの際には、扉の種類もしっかりと検討することをおすすめします。

例えば内開きの扉の場合は、廊下などのスペースへの影響がなくスッキリしたイメージになりますが、トイレ空間への影響は大きくなります。

開閉時に扉が邪魔をして移動が困難になることや、トイレ内で人が倒れてしまった際に扉が開かずに救助ができないなど、最悪の事態も考えられます。特に高齢の方との同居の場合は、引き戸や外開きにすることをおすすめします。

【 Point! 】扉の種類によるメリット・デメリットを知りましょう!高齢の方との同居は引き戸や外開きがおすすめです。

 

洗面所の失敗例&失敗しないためのポイント

失敗①『洗面台の高さが合わなくて、体に負担がかかる…』

洗面台の高さは、使い勝手や清掃を簡易化するにも考慮すべきポイントです。スタンダードの高さは80センチ。身長165センチ程度の方が丁度使いやすい高さになります。

基本的にはスタンダードの高さで大きな問題はありませんが、身長の高いご家族は50センチ高いタイプの方が腰を屈めすぎることなく負担になりにくいと考えられます。逆に身長が低めのご家族では、スタンダードより50センチ低いタイプがおすすめです。

ショールームでは、靴を脱いだ状態で洗面台の高さを確認すると判断しやすいでしょう。

【 Point! 】スタンダードな高さは慎重165センチの方が基準。ショールームでは靴を脱いで高さを確認しましょう!

 

失敗②『洗面台の幅が広くて作業がし辛い』

高さと同様に洗面台の幅も様々です。既製品や特注など選択肢が多いことが洗面台の特徴ですが、ここで大切なのが服の脱着に影響がないこと・洗濯機との配置のバランスです。

特に小さなお子さんのいる家庭では、洗面台を大きくすることで脱衣スペースが狭くなり、お子さんの着替えが苦になる場合があります。また、洗濯機がドラム式の場合は洗濯機の扉が開く方向によって、衣類の出し入れに影響を及ぼす可能性もあります。

洗面台選びは、脱衣所スペースの配置を考えた横幅のものを選びましょう。

【 Point! 】洗面台と脱衣スペースのバランス・配置を考慮した幅を選びましょう!

 

おまけ:リフォーム業者選びの失敗例&失敗しないためのポイント

ポイント①『信頼できる業者を見極めよう』

人によって信頼できるポイントは違います。

"ヒアリング力があり、小さなことでも相談に乗ってくれる地元の工務店"も選択肢の1つです。"リフォーム実績のある大手リフォーム会社"も信頼できる業者の1つになり得ます。"価格の明瞭性"も信頼につながりますよね。

「大手に依頼したら細かな融通が利かなかった」「経験が少ない業者に依頼したら、リフォーム完成後に想像していたものと違った」「設計士在籍の業者に依頼したら、設計士好みのデザインになり自分の希望が上手く伝わらなかった」など、後悔したというリフォーム事例もあります。

まずは、どんなリフォーム業者があるか知ることから始めましょう。自分の目で見極め、納得のいく業者選びが重要です。

【 Point! 】信頼できる業者と出会えるまで、基本は複数社見積もりを取りましょう!

 

ポイント②『実際に施工するのは職人ということを忘れずに!』

どんなに気の合う営業担当者がいても、実際にリフォーム工事を実施するのは職人です。

補修と違い、リフォーム工事は数日間かかるものです。立ち合いのもと実施するため、施工期間中は毎日顔を合わせますよね。職人の人柄は、リフォームの満足度にも影響があるものの1つ。また、営業と職人との連携が取れていないと仕上がりにも関わってきます。

会社内に職人が在籍しているのか、下請け業者に依頼しているのかも聞いておくと良いでしょう。

【 Point! 】実際に施工する職人さんの人柄・営業との連携なども確認しましょう!

 

ヒアリング力・提案力のあるリフォーム業者を見つけよう

一般の人がイメージするリフォームの完成形は、予想以上にバランスが取れていない場合があります。

家族の要望を聞いてくれるヒアリング力それをカタチにする提案力のある業者選びが、納得のいくリフォームを完成させる秘訣です。

注文住宅を手掛ける業者と同じく、作業導線などを考慮した家づくりは、プロのアドバイスが重要となります。ヒアリング力・提案力のどちらかが偏って高くても理想のリフォームが完成するわけではありません。両方のバランスが取れた業者を選ぶこともポイントとなることを抑えておきましょう。

【 Point! 】ヒアリング力・提案力のバランスの取れたリフォーム会社を選びましょう!

 

失敗から学んで、失敗しないリフォームを!

今回は、キッチン・トイレ・洗面所 のありがちな失敗をご紹介しました。

1番大切なのは、メリット・デメリットやこうした”ありがちな失敗”までしっかり把握したうえで提案してくれるリフォーム業者と出会うことかもしれませんね。

 

リフォームプロとして、高い提案力や技術力を備えているのは当たり前。

施工前から施工後のアフターサービスまで、一貫してお客さまと向き合い、

“ご満足いただける品質=クオリティ”を共に創り上げていきます。

カタチに残らない部分にこそ、品質の違いが現れる・・・

それが、私たちが考える“リフォームクオリティ”です。

 

ぜひ一度、ユニテへご相談ください。

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