築21年のH邸。汚れが目立ってきた窯業系のサイディングから金属系サイディング、いわゆるガルバリウム鋼板の外壁にリノベーションしました。
住まいの傷み少ないため、コストを抑えることができるカバー工法を施しました。カバー工法とは外壁材の上から、新しい外壁材を被せて取り付けるメンテナンス方法です。カバー工法は張り替えずに施工できるため、既存の外壁を剥がすコストがかかりません。今回は既存の壁の上に断熱材を貼り、その上にガルバリウム鋼板を施工しました。
季節によって変化する気温や湿度、太陽光などにより住まいは大きな影響を受けます。非常に耐候性が優れるガルバリウム鋼板の「セルフッ素コート」は色褪せしにくく、性能を長期にわたって維持することが期待できます。塗り替えやメンテナンスの回数も減らせるため、実用的で理想的な外壁です。
ガルバリウム鋼板にはさまざまな色、テクスチャーがあります。以前の外壁は1種類だけを貼りましたが、今回は1階と2階で貼り分けました。遊び心が感じられるファサードに明るく生まれ変わりました。
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