築24年のO邸。今回、屋根、玄関ドア、外壁をリノベーションしました。汚れが目立ち、剥離してきた外壁、窯業系のサイディングから金属系サイディング、いわゆるガルバリウム鋼板の外壁にし、屋根はTルーフを備えました。
T・ルーフとはガルバリウム鋼板に天然石チップを取り付けた屋根材。
超軽量屋根材のため地震による建物の倒壊の危険性を低くします。強度の高い専用ビスで固定するため、台風などの風の吹き上げによる屋根材の剥がれについても安心です。耐久性が高く長期間メンテナンスの必要がありません。
ガルバリウム鋼板の場合、雨音が気になる場合もありますが、Tルーフの場合、表面の天然石チップが雨音を拡散、吸収するため、雨音が気になりません。
また、既存の屋根材を撤去せず、施工するカバー工法が出来るため、撤去費用も抑えられます。Tルーフは大きくて軽く扱いやすいため、スピーディに施工できます。
ガルバリウム鋼板の外壁には様々な色、テクスチャーがあります。外壁は1階と2階の2トーンに分けました。
玄関の上にあった飾りの空気孔は取り外し、アイアンの装飾を施しました。さらに、デザイン性だけでなく断熱性能も兼ね備えた玄関ドアはリクシルのグランデル2を採用。利便性が高まった南欧風の外観が完成しました。
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